【RPA開発】メールからフライト情報を自動転記【年間1200h削減】

プロジェクト概要

メールで届く1日300件超(30通×10件/通)のフライト情報を、スプレッドシートに転記する業務です。

メールは10種類以上の形式があり、全てに対応するためには十分な作りこみが必要となります。
本プロジェクトでは正規表現というパターン分類の仕組みを利用し、複雑なメール形式に対応しました。

  • 使用ツール:Uipath(RPA)
  • 使用システム:Gmail、GoogleDrive、スプレッドシート
  • 開発形式:プロ開発
  • 開発期間:1か月
  • 削減時間年間1,277時間(1日4時間→30分に短縮し、工数を85%削減)

業務課題の解決

自動化前は以下のような課題がありました。

  • 1日3-4時間かかっており、残業することもある
  • メール形式が10種類以上あるため、手作業が煩雑でミスを誘発

これらの課題はRPAの導入で解決することができます。

課題BeforeAfter
作業時間1日3-4時間1日30分(-85%)
転記頻度1日2回で夜間分は翌朝対応1日4回で夜間も実行
転記ミス入力ミスが時折発生入力ミス0件

開発プロセス

プロ開発では、要件定義からリリースまでを短期間で実現できます。
今回の事例は約1か月の開発期間で、各工程の目安は以下の通りです。

  1. 要件定義(0.5週間):ユーザーにヒアリングを行い、手入力の手順・頻度・リスクをドキュメント化。
  2. 設計(1週間):メールパターンを解析し、正規表現を定義。設計書にRPAの仕様を明記。
  3. 開発(1週間):設計書を基にRPAの開発を実施。
  4. テスト(1週間):開発者によるテスト後、ユーザーによる成果物の確認を実施しエラー0を確認。
  5. リリース(0.5週間):ユーザーへの説明会及びリリース作業を実施。

上記のように丁寧に開発プロセスを進めることで、手戻りなく短期間でRPAを開発することができます。
弊社では100件以上のRPA開発実績があるエンジニアが、あらゆる業務の自動化をサポートします。

ユーザーの声

業務ユーザーにインタビューした内容をご紹介します。

最初は「本当にこんな複雑なメールを自動で処理できるのかな」と正直半信半疑でした。
でもエンジニアの方が自分たちの業務をしっかり理解して、分かりやすく設計してくれたので、運用が始まる頃には不安もなくなりました。
導入後は手作業が一気に減って、夕方の「早く転記しなきゃ」というプレッシャーから解放されました。
今はロボットがしっかり動いてくれているので、自分は結果をチェックするだけです。
浮いた時間で急なトラブル対応や、今まで後回しにしていた仕事にも余裕をもって臨めています。
今後は他のメール業務や事務作業にも、この仕組みをもっと広げていけたらと思っています。

「作業に追われず、本来の業務に専念できるようになった」というお声が、私たちの何よりの原動力です。
RPAは単なる効率化ツールではなく、現場の働き方を根本から変える力があります。
もし今「変えたい」課題があるなら、まずは私たちにお話を聞かせてください。

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